2020-01-01から1年間の記事一覧
毎日をラブコメの主人公のように生きているだろうか。若しくは年中ゴッホのように耳をそぎ落としたくなるほど絶望しているか。 そんな極端に振り切っている人は少ない。時々は振り切れることはあるだろう。でも基本はぬるい温度で過ごしているのだと思う。Wo…
腹筋ローラーを最近行っている。筋肉は裏切らないとどうやら巷では話題らしい。そういう話とは関係なく、体に付加をかけたいが故にしているだけではあるのだが。これがなかなかに大変である。きついし、気を付けないと腰を痛めてしまう。今日も、正しいフォ…
なんで生きているとかいう2000年も前からの議論がある。そんなこと分かってしまったら苦労しない。気づいちゃったら人として終わってしまうとは思うのだが。 おそらくは多くの人はこれを思ってきた経験があるだろう。私も例外なくその一人である。でも18歳を…
音楽を聞いて鳥肌が立つ人と立たない人間がいるらしい。 block.fm 自分は前者であるのだがこの感覚が共有できない人もいると思うと悲しい。そして体験できない人にはこの音楽は鳥肌ものだ、と言っても伝わらないのだ。 ただ今回どちらの人でも大丈夫である。…
期待をするから落とされるわけだ。何気ないツイートが何かの拍子でバズらないのかなだとか、ちょっとそこの角で素敵な人と出会わないかな、だとか。そうしてすり減っていくのだ。SNSには疲れ、日常生活には疲れ、家で疲れ、激しい太陽光でバテる。 当然の結…
https://images.app.goo.gl/Jdx6NVKoPKGdggZs6 早熟な才能が早死しがちである。シューベルト、ジミヘン、カートコバーン、lil peep、アベフトシ、Nujabes、Avicii、Juice WRLDとジャンル問わずだ。 そして、レイハラカミは40の歳に亡くなった。 rei harakami…
バンドを解散したあと、ソロプロジェクトをする場合前のバンドに似通るか全く別なことする、なんてことが多い。 ゆらゆら帝国を解散した坂本慎太郎もソロを始めた訳だがゆらゆら帝国の続きをやっているとも全く違うことをやっているともいえる。 https://ima…
この音楽はハッピーに聞いてもいい。自由は彼女らの手の中にある。 アンバランス、ポップ志向 幼馴染であったYOCO(Vo,Gt)とMAIYA(Gt,Sampl)の2人による池袋出身のハイパーパフォーマンスユニット、illiomote。 BIOGRAPHY | illiomote ハイパーパフォーマ…
何者ではないと気づいたとはいつだろうか。遅かれ早かれ気づいていく。レイアレンにも、カートコバーンにも、ホドロフスキーにも、岡本太郎にもなれない。なれない。 初めは見ないようにしていた。60億分の1であるのだと疑いはなかった。それは間違っていた…
お風呂に入って後悔した人はいない。考え事もリラックスもできる。ちなみに私は踊るときもある。落ち着きが存在する。音楽でも疑似体験できる。Bathsを聞けばいい。 (今年出したコンピレーションのアルバム。最新作である) 消極的な肯定 BathsはLA在住のア…
確実に自分の好きなことは何かと聞かれると”音楽”と言える。音楽はすそ野が広い。老若男女問わず音楽に対して様々なアプローチをしている。それは単にジャンルが多い事だけではなく歌詞を聞く人、音質を聞く人、音像を聞く人、人柄で聞く人、その接し方、楽…
吉田一郎のソロプロジェクト名義である”吉田一郎不可触世界”が5年ぶりのアルバム”えぴにし”をリリースした。(吉田一郎については下に) nirnirnir.hatenablog.com そこで今回は彼にとっての2stアルバムの感想を述べていきたい。 丸々とした鳴り プレーヤー…
青葉市子が1月に行ったライブの音源が公開されていた。Youtubeやサブスクなどで聞ける。 Ichiko Aoba - "gift" at Sogetsu Hall (Official Audio) 青葉市子については下に nirnirnir.hatenablog.com 私はある時青葉市子の曲を聞いている際に間違ってスキップ…
ピクシーズよりも荒く、ソニックユースより青い。そんなバンドだ。 スウェーデン出身のアーティスト。ジャンルはオルタナやノイズといったところだろうか。この奇妙なアートワークもミキシングも、もちろん作曲も演奏もすべて一人で行っている。今現在この"C…
不安とは目に見えない。いや寧ろ見えるならば不安と呼べないだろう。じわじわとしかし、確実に喉元に寄って来るあの感じ。そこに不安がある。 今日、不安がこの世を取り巻いている。ウイルスという、目には見えないものはただ病原菌を振り回すだけではない。…
目は自立的にふさぐことができる。ただ耳は違う。意識しないと様々なノイズを拾ってくる。インターネットが発達し一人ひとりが受け取る情報量はひと昔前とは比べられないほどに増えたらしい。受動的に受け取る。必要なものと不必要なものが同時に大量にだ。 …
サンダーキャットが最新作”It Is What It Is”を公開した。今回はその感想を書いていく。 サンダーキャットという人は実に多くの切り口がある人でどこから書くべきか迷ってしまう。ざっくり言うならば凄腕ベーシストであり、"Otaku"だ。ドラゴンボールが物凄…
SuiseiNoboAz / 3020 SuiseiNoboAzが”3020”を公開した。 熱い。熱があることとそれが伝わることは一緒にされがちだが違う。 持っていることと伝えるはセットである。どちらかが欠けてはならない。そして伝える術の一つが音楽だ。 体温は誰しもが持っている。…
「今日の芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない」と岡本太郎は言った。 そういう意味ならば彼の音楽(ここではあえてジャズとはしない)は芸術であると言えるだろう。 days of delightというジャズレーベル…
なんてことのないことで悩んでいる。一日を無駄に過ごしてしまうだとか、やりたいことがあったのにそれをしないでゲーム実況を見てしまう自分だとかに。 やりたくもない活動に集められることで一睡もできなかった時もあった。 本当に悩んでいた。そのこと自…
一応自分の中でコーネリアスの全曲アルバム感想は終結した。そこで一応まとめておきたい(”Ripple Waves”はリミックスであったり少しアルバムとは違うと思うし、69/96やThe First Quetion Awardsはフリッパーズギターの延長線の感じがあるので今のところ書く…
コーネリアスのアルバムレビューもついに来るところまできた。69/96やThe First Quetion Awardは今のところ書く気がないのでこれで最後になる予定だ。 コーネリアスといったらこのアルバムであるといういわば共通認識があるために避けてきた。日本の名盤ベス…
音楽には回答がない。そこがアーティストにとっては面白く悩ましい物であり、我々リスナーからすると真価を問われている所でもある。 台風を吹き飛ばすため、HOT LIMITでスラップしまくってみました その中で分かりやすい指標である言わばテクニック主義が私…