一応自分の中でコーネリアスの全曲アルバム感想は終結した。そこで一応まとめておきたい(”Ripple Waves”はリミックスであったり少しアルバムとは違うと思うし、69/96やThe First Quetion Awardsはフリッパーズギターの延長線の感じがあるので今のところ書く気がない。また変わるかもしれない)。
まず初めに"Point"を書いた。リマスターが出たタイミングだった。そしてコーネリアスの中で一番好きなアルバムであり、人生(今のところ)のベスト3に入っているこのアルバムを書かずして始まらないと思ったからである。
今見るともう少し思うこともある。勝手に追記であったり書き直しておこうと思った。ブログは書き直しが直ぐに出来るのがいい。
自分がコーネリアスのアルバムの中で何故か一番最後に聞いたアルバム。何か後回しにしていた。
これを書く際に改めてアルバムを通して聞いてみたがコンセプトがはっきりと伝わってきて知らなかった一面を見れた。
音の文節化なんて言葉があるかは知らないがなかなかこのアルバムを切り取る重要なキーワードであると自分で勝手に思った。
現在最新アルバム。これまでの経緯を知ってこのアルバムを聞くと目指していく場所が変わっていっても音楽に対する姿勢は真摯なままであることがよく分かる。
チルという概念が一般にも広がるなかコーネリアスが自身のアンサーを表示しているようだ。
これが最後のアルバムである。コーネリアスの中でも傑作との声が多い。また日本の名盤と呼ばれるものにも入ってくるくらい評価が高い。
それほどの前評判があって聞い期待が高くなっていても、聞いても満足度が高い物になっている。
そして、この時代の空気を感じられる一枚だ。
何回でも何通りの方法で曲を聞けるのがアーティストであると思っている。コーネリアスは正にそうだ。何度でも聞ける強度がある。