pp響く音

音楽とか自分の経験したこと

思った事

バラバラにはならない社会

いっそ全て壊れたらいいかもしれない。不平等とされる制度を、金が金を生む構造を、未来のない我々を、短絡的な思考しかできない自分も、忘れる事だけが特技のあいつも、区切りなく全てを。 でも決して全部なくなるハルマゲドンなんて起きない。 世の中はそ…

人間は地層構造である

コーネリアスの話、と書くだけで何を指しているのか分かる2021年。話題は嵐のごとく波及した。去った跡にはあれだけ話題になっていたにもかかわらず目は向けられにくい。また、小山田氏は実際報道にあるような劇烈非道ではないのではないか、との話が今にな…

やりがい搾取だ、なんて言えない

保育園で今年から働き始めた後輩と食事をした。近況報告や最近の調子といった当たり障りのない会話が続く中で話題の比重は仕事の話が多くなる。 様々大変らしい。子供と一緒に食べる給食すらおちおちゆっくり食べれないと嘆いていた。彼女の上司は早くご飯を…

車輪が存在するこの都市で

腹筋ローラーを最近行っている。筋肉は裏切らないとどうやら巷では話題らしい。そういう話とは関係なく、体に付加をかけたいが故にしているだけではあるのだが。これがなかなかに大変である。きついし、気を付けないと腰を痛めてしまう。今日も、正しいフォ…

生きるために生きる

なんで生きているとかいう2000年も前からの議論がある。そんなこと分かってしまったら苦労しない。気づいちゃったら人として終わってしまうとは思うのだが。 おそらくは多くの人はこれを思ってきた経験があるだろう。私も例外なくその一人である。でも18歳を…

自分に期待をする(少なくとも今は)

期待をするから落とされるわけだ。何気ないツイートが何かの拍子でバズらないのかなだとか、ちょっとそこの角で素敵な人と出会わないかな、だとか。そうしてすり減っていくのだ。SNSには疲れ、日常生活には疲れ、家で疲れ、激しい太陽光でバテる。 当然の結…

何物でもない自分は二回死ぬ

何者ではないと気づいたとはいつだろうか。遅かれ早かれ気づいていく。レイアレンにも、カートコバーンにも、ホドロフスキーにも、岡本太郎にもなれない。なれない。 初めは見ないようにしていた。60億分の1であるのだと疑いはなかった。それは間違っていた…

音楽が好きだから耳を塞ぐ

目は自立的にふさぐことができる。ただ耳は違う。意識しないと様々なノイズを拾ってくる。インターネットが発達し一人ひとりが受け取る情報量はひと昔前とは比べられないほどに増えたらしい。受動的に受け取る。必要なものと不必要なものが同時に大量にだ。 …

私は今は幸せです

なんてことのないことで悩んでいる。一日を無駄に過ごしてしまうだとか、やりたいことがあったのにそれをしないでゲーム実況を見てしまう自分だとかに。 やりたくもない活動に集められることで一睡もできなかった時もあった。 本当に悩んでいた。そのこと自…

バカテクという意味のない言葉は音楽に使わないでください

音楽には回答がない。そこがアーティストにとっては面白く悩ましい物であり、我々リスナーからすると真価を問われている所でもある。 台風を吹き飛ばすため、HOT LIMITでスラップしまくってみました その中で分かりやすい指標である言わばテクニック主義が私…

季節も終わるのか、いや、まだまだ

今年が終わる。 12月に入ってから寒さが増した。困った。それが季節ってやつなのか。 季節が変わるだけだ。今年と来年の違いなんてキリがいいだけである。 Rei Harakami - "Owari no Kisetsu" 終わりの季節がまた始まっていく。繰り返されることは美徳なのか…

新たな音楽を聞く際のDigり方(探し方)

本当に音楽は幅広い。 新たな音楽に出会おう、自分の好きな音楽を聞きたいと思っても多すぎて何から手に付けていいか分からなくなる。 そこで音楽を聞いている方であるという自覚がある私が新たな音楽の探すときに何をしているのかまとめていきたい。 といっ…

フリッパーズギターの良さが分からない

よくあのアーティストはこれから先の分岐点であるから必聴だという風潮がある。ただよく分からないというのももちろんある。私にとってはフリッパーズギターだ。 フリッパーズギターは邦楽における重要な分岐点らしい。といっても実際には見ていないから分か…

新譜という区分けはナンセンスなのか

サブスクが発達してきているわけで。 2019年様々な音楽をインターネットがあるためにたくさん聞ける。世界各国で様々ないい音楽が毎週のように配信をされている。 音楽という大海 それはもう追いきれない。私のように、というかすべての人は生まれた時にはす…

岡本太郎にて感じた美術ということ

岡本太郎美術館に行ってきた。元々岡本太郎はものすごく好きで青山のアトリエなどに入ったことがあったものの、川崎にある美術館には行ったことがなかったので行ってみた。 美術というものに対してのイメージがはっきりと付いた。 圧倒的な普遍性があった。…

歌詞って聞くものなんですか?

この歌詞が素晴らしいという話をよく聞く。たまたま某邦楽シンガーの感想を調べてみた。歌詞がいいーというコメントの多さにびっくりしてしまった。 私自身全く分からない。後になってここはこんなことを言っていたのかという時はあるが一回目で意識的には聞…

ブランキーもミッシェルもいない僕たちの世代

私が物心をついたころにはもうミッシェルガンエレファントもブランキーも活動していなかった。 よく言われていることだがブランキーやミッシェルが日本においての最後のロックであるとされている。 私自身リアルタイムにおいて彼らの活躍を見ていない。確か…

ヒップホップバトルを道端で挑まれるやつはいない

フリースタイルダンジョンというものを恥ずかしながらこの前初めて見た。存在は知っていたのだがいまいち見る気にならなかったからだ。 男と男がぶつかり合っている。容姿や態度をDisりあう中でリズムや韻を踏んでいくということをしていた。 現代版の不良の…

我々に邦楽とか洋楽とか区別するほど余裕はない

洋楽というジャンルはない。もちろん邦楽というジャンルもない。だが、レコ屋は洋楽邦楽で分かれているところが多いし、洋楽だけ聞く人や邦楽だけ聞く人という層が確実にいる。特にロックのジャンルに多い気がする。 気持ちは分かる。洋楽を聞く人は邦楽ロッ…

サブスク(Spotify)を使い始めてのメリット・デメリット

今まで私は音楽を聞くときCDを入手して聞くようにしていた。 しかしながらある時を境に急にSpotifyに入ることになった。しかしサブスクのネットにある記事を見ても曲数や月間いくらかかる、といったところばかりでそのあとがあまり そこで私事ではあるがサブ…

NO MUSIC NO LIFE という危険思想

よく、NO MUSIC NO LIFEというポスターを見る。大体の人は聞いたことがあるだろう。 私は嘘であり、そして危険と思う。むしろ嘘であると祈っている。 私自身音楽が好きであることに疑いの余地は全くない。音楽を聴いたり楽器を弾いたりするということは生活…

移動しながら

京急線に乗って乗客を見渡す。みんなスマホをいじる。スマホをいじると同時に大半の人は音楽を聴いている。 自分も電車の中では音楽を聴いている。電車の中では喋り声やレールの音、アナウンスなどが絶え間なく鳴っている。雑音と呼ばれるものの中で我々は更…

○○くらいはなんとなくで決めたくないために

我々は物を買うときに約90%は自由意思に反して購入をしているらしい。つまり「決めさせて」「無意識で」選択しているのだ。私はこの話を聞いて少し寒気を感じたのだ。別に消耗品に対していちいち熟考する必要はないと思っている。ただ、自分が好きなもの…