音楽のDigり方というと好きなアーティストと同じジャンルを探したり、影響を与えた人を聞いたり、その所属しているレーベルをあさるのが一般的ではあると思う。
(前書いたものです。)
こと電子音楽を聞くという時はどうしているだろうか。
特に私などEDMなどではないものが好きな場合単純に電子音楽とか調べてもこれじゃねえって感じになる。
かといってジャンルでDigろうにも幅が大きくて分からない。どうするべきか。
ワープレコード所属を聞くという安パイ
そこでまずWarp Records(ワープレコード)である。正直そこら界隈にはド有名なので今更感もあるがこれからの方もいるかもしれないのでまとめていきたい。
まずレーベルとは何なのか、そこから書いていきたい。
これを読んでいただいたらワープレコードとは何かといううことが分かっていただけると思う。ではその中で私の好きかつ、これは聞くべしというのを何個か上げていきたい。
ワープレコードと言ったらこの方である。エレクトロミュージックにもその中でのジャンルがたくさんあるが、そのほぼすべてを網羅していると言っても過言ではない。
多彩であるかつエイフェックスツインの音楽がそこにある。迷ったらまずこれを聞けばその指針が示されるであろう。
代表的な一曲というのが様々なジャンルで傑作を作り出している故になかなかに選出しにくいので困るが、”Richard D. James Album”の一曲を貼りたい。
今年新作”Flamagra”を出したFlying Lotus。最近ではソランジュやDenzel Curryといった半端ない人とコラボしている。
Flying Lotus - Black Balloons Reprise (Official Video) ft. Denzel Curry
lapなのだがFlying Lotusがかかわっていると分かる。すごく重いビートなのだが軽やかにも聞ける。実験性と個性、そして完成度が段違いであるということが私でもわかる。
先ほどヒップホップとのコラボをフライングロータスがしていると書いたが、Prefuse 73はもっと前からそのアプローチをしている。
Prefuse 73とはちなみにスコット・ヘレンのソロプロジェクトの一つである。ほかにも違うのも行っている。
Prefuse 73 - Still Pretending (Official Video)
ボーカルがズタズタになっている”チョップ”と呼ばれる手法が特徴的である。人の声を人の手で人らしさを排除するという面白さがある。
Battles
バトルスに関しては以前のこれらの記事でまとめているのでよかったら読んでみてほしい。
このワープレコードの面白さというのはバトルスといったいわゆるロック系もいるところだ。バトルスはバンドの形態をとっている。
でも確かにこの並びにいても違和感がない。というよりは共通性があるためにただジャンルでまとめるのではない、その一本筋のあるものが感じ取れる。
BATTLES performs "Titanium 2 Step" and "Fort Greene Park" Live in Brooklyn | Cued Up
話は変わるがこんな短文でこの方々を紹介するのはなかなかに酷であった。また今度はそれぞれにフォーカスしていきたい。
こんな感じだろうか。結構端折ってきたと思う。
是非電子音楽の入り口に立った方にはもっとその深みにはまっていってもらいたい。