定期的に何か良く理解できないけど凄い人が出てくる。
そうして、どんぐりずが出てきたわけで。
どんぐりずとは
「確かな信頼、安心の実績」を理念とし、音楽の力で世界を平和にすることを目指し活動している。
We are Japanese-pop duo.
とのことである。メンバーは2人、森とチョモランマである。
仲がよさそうなのがとてもいい。一緒にやっている感じが伝わってくる。
この動画がいわゆるバズっているわけなのだが彼らのオリジナル曲がぶっ飛んでいる。やられた。
始まりの淡いシンセは流行りのチルっぽさがある。そしてそのビートに乗せながら進行していく。質のいいヒップホップである。
かと思ったら歪んだギターが入ってきてハードロック調になる。そのままラップを乗せていく。そう思うとファンクっぽいギターになりDISO調。何を聞いているのか。分からなくなる。
そうしてもう一度最初の主題に戻ってくる。しかしただ戻ってくるわけではない。今までの様々なエッセンス(ファンクっぽさや歪みなギターのフレーズ)をちりばめている。今までのいわばオムニバス形式のフレーズが繋がる。まるでパルプフィクションだ。
詰め込むだけ詰め込んでそれを作品として完成させている。これが異彩と言わずして何というのか教えてほしい。
初めに何か意味ありげにそしてない鶏の話をする。
そしてさらっと始まる。音の気持ちよさ、早いラップもこれまたクール。熱があるはずなのだがそこをあえて見せない。そこもいい。
そして共通してユーモアを忘れない。親しみやすさもでる。
先ほどもパルプフィクションのようと言ったがまるでタランティーノ映画を見ているかのようだ。奇妙な魅力がある。