ベースの目立つジャンルの音楽というとやはりファンクが一番最初に思いつく。すべての楽器がリズム隊として機能しているからだ。
ではエレクトロでは?メジャーどころだとスクエアープッシャーなどになると思うがあえてSven Attertonをお勧めしたい。
Sven Attertonとは
イギリス出身のベーシストかつプロデューサー。
ベーシスト兼プロデューサーというとやっぱりスクエアプッシャーを避けては通れない。が比べておいて何なのだが全く系統は違う。ごめんなさい。
スクエアプッシャーというと年月が経つことによって作風が変わるために断定することできないが、ドラムンベースであったりジャズ的なアプローチをしている。
SVEN ATTERTON - Starting Again - Brit Modern Funk (2015)
ただ、Sven Attertonの場合ディスコであったりファンクであったりする。ただ音がデジタルぽさがあるのだ。
さらにデジタルなのに何か古臭さを感じる。ここに愛着がわく。というよりデジタルのはずなのに昔のシンセの感じが漂う。
でも違う。この絶妙なラインを走っているのが素晴らしい。ダサいけどオシャレ。これ以上いくとダサさが勝ってしまう、という所の淵にいる。MVもいい味を出している。というより確実に意識的にしている。
ベースのスラップの感じといい、古さと新しさが混ざっている。そこがいい。