音楽を聴くときにジャケットだったり、デザインが好みだったりするとその音楽も好みであることが多い。この人の場合は名前がそう。
Floating Pointsとは
イギリスのマンチェスター出身の作曲家。Sam Shepherdという方の音楽制作の際Floating Pointsと名乗る。プロデューサーやDJも行っており又、ロンドン大学の神経科学の博士号を取るための勉強もしているという多彩さ。
ジャンルはダンスミュージックと言って間違いではないがそこに対するアプローチは曲によって異なる。ある曲はアンビエント、ある曲はEDM、ある曲はジャズというようにダンスミュージックというところでまとまっているがそこに対しての方法をたくさん持っている人である。
先日日本に来日して、サカナクション主催のライブにもDJとして来ていた。
Floating Points - LesAlpx (Official Audio)
このようにストイックなダンスミュージックもあれば
Floating Points - Nespole (Official Video)
このようなアンビエントに近いような揺らぐ曲もあり作品によって風景が変わる。
ただやはり一流の人は違うジャンルの曲を作っていてもその人の色が必ず出てくる。この人の場合は名前の通り"Floating"であるだろう。
かっちりしたビートですら漂う。上の曲の"LexAlpx"などはそうであろう。掴みどころが分からなくなりそうになる。だからこそよりその音楽を聞いて魅力に気づいていく。彼の音楽には漂う何かが潜む。