まず先に長谷川白紙のジャケットの画像を見てほしい。常人ではないと分かる。
”卓越”ということを是非体験してほしい。
長谷川白紙とは
現在大学生の20代のアーティスト。Soundcloudなどに音源を上げたことから有名になっていった。
現在一枚のLPを公開している。パソコン音楽クラブの新しい作品にも参加したり、Masion Book Girlのリミックスなどもしている。
圧倒的なJ-Pop
音の雪崩が起きたようだ。不協和音っぽかったり、リズムが複雑だったりとても難しそうなことをしている印象をまず受ける。
ただ、それはある意味では全く違う。難解さの面を被っているがよく聞くとAメロ、Bメロ、サビというよく馴染みのある展開である。さらに歌メロの部分は口ずさめるほどにシンプルかつキャッチーである。
余談だが、この曲はカラオケに配信されているらしい。カラオケに行っても歌えるほどに歌がしっかりとしていると思う。
先ほどの草木もそうだが音の定位がとてもギリギリ気持ち悪くない、むしろそれが心臓を掃除するような気持ちよさにつながっている。
この曲もやはり歌ものになっている。J-Popといっても過言ではないだろう。ポップさというものは必ずしも一度聞いたら分かるようなそういう類の平たいものではないのだということを訴えられているようだ。
難しさをそのまま使わない
難しいものというのはそれを使うことに満足してしまうことが多い。覚えたての難解な言葉を使いたがる中学生を見ると分かる。
彼はもっとポップにしている。難解さをそのままにしない、その部分に本当のJ-Popさを得られるのだ。