アンビエントというジャンルはどうしてもマイナーである。しかし、ある有名なアーティストがこのジャンルをしている。
名前はHASYMOという。
HASYMOとは
HASYMO(ハシモと読む)とはsketch showというアーティストに坂本龍一を加えたものだ。HAS(human audio sponge) という名前だったが、それにymoを加えてという。
つまりのところこのHASYMOとはYMOのメンバーと全く同じなのである。
YMOについては書くと長くなる割愛するが、テクノの有名な人で昔の日本を席巻した人たちといったところだ。
上のThe City of LightはHASYMOの曲である。淡々としたピアノの美しいフレーズにベース、ハイハットのキレのあるリズム。アンビエントやエレクトロニカのイメージを受ける。
ただ、ボーカルの高橋の声が入るだけでぐっとひと昔な感じが出るために純粋なアンビエントではない。そこも狙っているのだと感じる。
これはエクスマキナという映画で使われた曲である。男の声と女の声が一緒になっているためまるで近未来のデュエットソングかのようだ。
やっぱり高橋の声があると昭和感がぬぐえない。
HASYMOはアンビエントの入り口としては素晴らしいと思う。是非一歩踏み出してほしい。